19960318
僕の最古の記憶について。
ブログのタイトルについて、記憶のあるうちに
むかしのはなし を書き溜めていく。
いつか娘に読んでもらえたらいいな。
4 歳だった。
当時、大きな神社の近くに住んでいた。
家から神社までは一本道で行けたけど、道の途中に当時の親友のSくん家や幼馴染のMちゃん家にばかり行っていた。
神社は縁日か、たまにお母さんと散歩がてらお参りに行っていた。
幼稚園や保育園には入っていなかったので、
同じように通っていなかったSくんと近くの田んぼや公園で遊んでいた。
Mちゃんの家は、
あんま屋さんを自営業で営んでいた。
15時になるとMちゃんの家に遊びに行った。
お客さんで来るおじいちゃんやおばあちゃんからお菓子を貰いに行っていた。
子どものころからの純粋な「がめつさ」が今も染み付いている。
この日は春めいた日で近くの公園の桜が咲いていた。
ブラウン管テレビの横に置いていた日めくりカレンダーを捲るのはいつもお姉ちゃんの担当だった。
この日だけ、捲られず幼稚園に行ってしまったお姉ちゃんの代わりにカレンダーを破いたことを今も覚えている。
些細な喜びだったけど、今も鮮明に覚えているその感覚に27年経った今も不思議に思っている。
それだけの話。続きはまた今度。